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2009年02月20日

●西から昇った、お陽さまが東に沈む~♪

サブプラムローン問題に端を発し、100年に一度と言われる世界的大不況に、日本国内の各企業が激震に見舞われています。
赤塚不二夫さんの代表作「天才バカボン」のオープニングソングの歌詞にもあるとおり、ある朝「太陽が西から昇った」くらい、世の中は急変してしまったのではないでしょうか。

そんな中・・・
「これから世の中はどう変わっていくのか?」
「そして自分はどこへ向かうのか?」
その答えを自分自身で探さなくては前に進めなくなった時代とも言えます。

「何を頼りにしていけば良いか解らなくなった」と悲観する人がいます。
しかし、その一方で、「何が起きるかわからない。チャンスが来た。」と考える人もいます。
この違いは、一体どこにあるのでしょうか?
それは自分を見つめなおし、変化した社会と対峙し、新しい関係を自ら築いていこうくと腹をくくれるか、どうかの違いでしょう。

新しい社会に対して、新しい自分の価値基準を、自分自身で作り出すことができる時代になったのです。

西から昇った、お陽さまが東に沈む~♪ これでいいのだ!!

~ 人材紹介コンサルタント 中野 康孝 ~

2008年09月18日

●「目的はパリ、目標はフランス軍」

これは第二次世界大戦以前のドイツ軍参謀本部で作戦計画の指針とされた言葉であり、「パリを陥落させるため(目的)に、その障害となるフランス軍を撃破せよ(目標)」という目的と目標の関係を示したものです。
パリを陥落させるには、まずフランス軍が邪魔だから、淘汰せよ!!という意味もあれば、フランス軍を殲滅すれば、おのずと目的であるパリを陥落できる。という意味もあります。

目標とは目的に到達するための手段であり、当面の前進すべき標(しるべ)である。
従って、本来、目的のないところに、目標などは存在しないのである。
目的が明確になっていないと、目標は意味のないものにならざるを得ないということになります。


大抵、転職は、何か会社を辞める・辞めたい原因(問題)が生じて、転職活動を始めるものです。
そうすると必然的に、次について、その原因(問題)を解決できる転職先を探そうということになります。

ここで注意しなくてはいけないが、転職そのものは目標や手段であり、決して目的ではないのです。

「転職のその先の先にあるものは、何なんですか?」
「転職のその先(目標)の先にあるもの(目的)は、何なんですか?」

今の環境が嫌になり、当面の新しい環境だけを求めて転職していては、将来が危ぶまれます。
環境は時間が経過すれば変るのです。転職にはぶれない目的と、それに向かう為の戦略が必要です。

~人材紹介コンサルタント 中野康孝~

2008年08月08日

●氷河期世代

先日、新卒で入社した会社の同期が結婚することになり、久しぶりに懐かしいメンバーと顔を合わせて旧友の門出を祝いました。その会社は、繊維関係の商社(問屋)だったのですが、残念ながら平成11年の秋に倒産してしまい、仲の良かった同僚とも、それぞれ別の道を歩むことになりました。

私達は、平成7年の新卒入社でした。バブルがはじけた直後で、ひとつ上の先輩から極端に就職活動が厳しくなった、いわゆる氷河期のはじめの世代にあたります。業界の多くが新卒採用を見合わせており、特にメーカーでの就職は、非常に狭き門だったと記憶しています。事実、不本意な就職を余儀なくされた方も非常に多く、景気の好転とともに転職された方も必然的に多い世代となりました。また、私たちのように、職場に納得感があっても折からの不況で業務縮小や倒産で会社都合退職という経験をした人も少なくありません。
 
会社倒産の後、人材系の業界にはいって、はや9年になります。まさか、自身が転職の手伝いをさせていただくとは思っていませんでしたが、私の中で自分の会社の倒産シーンが、ある種の原風景になっているのは事実です。

求職の書類を企業の人事担当者に提出した際、よく「なぜ若い人は転職するのだろう?」と問われる場合があります。年配の人事担当者に多い質問です。バブルがはじけた時期に、企業側が採用を抑制したり、人員を整理したという事実が抜け落ちているんですね。いやいや、それはこの世代の人達だけの問題じゃないだろうと・・悔しく思うことも多々あります。
紹介会社の担当として、採用担当者様にそのあたりの背景を説明することも、大きな仕事のひとつであると思います。転職の回数は確かに気になる部分ではありますが、場合によっては「いたしかたない」理由も少なくありません。職務経歴書で見えない部分のフォローは、私たちの仕事です。

逆に氷河期世代の方も、全てを時代背景のせいにして諦めるのではなく、前向きにキャリアの再構築を検討いただきたいと思います。右肩あがりではない厳しい時代に就職したわけですから、自身が努力すれば、上の世代にない視点や考え方を活かして活躍することも可能です。
年齢のリクスを考えると、もちろん転職だけが最良の選択とは限りません。現職に残って活躍する場を探すか、新天地を探すか、微妙な判断になる場合も多く見られます。ただ、どちらの道を選ぶにしても、やはりがんばっていただきたいなと思います。

異業種で活躍する同期を見て、あらためて世代について考えさせられました。

がんばれ、氷河期世代!!

~人材紹介コンサルタント 唐野 聡~

2008年08月05日

●貴方にとって「働く」とは何でしょうか

皆さんにとって「働く」とは何でしょうか?
キャリアをデザインするとき、様々な課題が見えてきます。
様々な課題、試練、乗り越えなければいけない壁。自分との戦い。その中で「働く」という意味を再び問い直すときがあると思います。

大きな課題が見えれば俄然やる気が沸く、そんな方もいらっしゃるでしょうし、一つ一つの課題をようやく乗り越える方もいらっしゃると思います。

転職、という言葉はこんなときに頭にチラつくものかもしれません。

「働く」とは何でしょうか。
キャリアをデザインするという段階でも、転職をするとしても、また、人生という中でも「働く意味」はいつも不明瞭で、流動的で、その時々で異なってきます。

その節々で、タイミングで自身に問いてみてください。

転職を決められた方は転職の目的・方向性が定まるきっかけに、また、キャリアをデザインしていく際にはその方向性のガイドラインに、人生では「ワークライフバランス」のベストな関係を見つける指標になるのではないでしょうか。


・・・ちなみに私は、「生きる糧であり、人生を面白くするひとつの要素」です。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2008年07月18日

●女性が転職する理由とは・・・

現在、世の中は転職ブーム。日本企業の終身雇用、年功序列は次第に過去のものになりつつあり、転職することが特別なことではなくなってきています。
 女性においても、例外はないようで、正社員でも派遣社員でも、新卒時からずっと同じ企業で働いているという人は少なく、途中で仕事を変えている人が多く見受けられます。
 しかしながら、女性が転職を考える理由は、男性の転職理由とは少し傾向が違います。
もちろん、キャリアアップや、ステップアップを目指している方も多くいらっしゃいますが、良く聞かれるのは、「結婚後、あるいは子供ができても仕事が続けられる環境・職場を求めているから」ということを理由として挙げている方が予想外に多いのです。
 以前の、「結婚したら仕事を辞めて家庭に入ることが当たり前」だった時代から、世間の考え方は大きく変わっているのですね。
 確かに、結婚・子育てで全く働く社会から離れると、世間の日々移り変わる状況に疎くなり、服装や身なりにも気を遣わなくなったりすることがあるかもしれません。中には経済的な理由で、お仕事を続けたいと考える方もいると思いますが、女性の仕事に対する姿勢や士気が高くなっているのは事実です。
 一方、それを受け入れる日本企業の実態はどうでしょうか?
 労働基準法では、「出産前6週間の産前休暇と出産後8週間を産後休暇とし、出産直後から6週間は必ず休業しないといけない」とされています。また気になるこの期間中の賃金については、産前休暇と産後休暇中の給与の支払い義務はない、とされています。
 そして、育児休暇においては、「子供が生まれてから1歳の誕生日を迎えるまで、男女関係なく休みを取ることができる」とされています。
 日本の企業では、もちろん上記の法制度は最低限守っており、産休・育児休暇の実績があるところも増えてはきているようですが、まだまだ課題が多いようです。 
 男女雇用は均等なはずなのに、育児休暇制度を利用して実際に休暇を取っている男性は非常に少なく、男性はお休みが取りづらいというのが日本の企業の実態です。結果として、子育ては女性が中心、女性だけが育児休暇を主張する格好になっていて、環境的に取得が難しい企業に勤めている場合には、退職せざるを得ないことになっているのではないでしょうか。
 確かに産休/育児休暇制度には課題が多い現状ではありますが、それを理由に働く側の主張をするばかりではいけません。融通か利くかどうかは、もちろん所属する組織規模にも大きく左右されますが、最後は人と人の問題です。辞められては困る、会社側が味方になっていろいろ配慮をしてくれるような人材、スキルを持った企業人になることが、まずは一番かと思います。
 環境を変えることよりも、今いる場所で自身を磨くことが早道となる可能性があるかもしれません・・・ぜひ転職を実行する前に、今一度考えてみてください。

~人材紹介コンサルタント 内山智恵~

2008年07月14日

●内定に迷ったら…

「何のために働くのか?」
いきなり唐突な質問から始まり、申し訳ありません。
この問いかけには「食べるために働く」、「夢を叶えるために働く」、あるいは「人は働くのが当たり前。何のため働くかなんてナンセンス」等...、様々な答えが返ってきそうです。

時々「もし宝くじで3億円が当たったら、仕事を辞めて遊んで暮らす」という話を聞いたりします。確かに収入だけを考えれば働く必要はなくなるかもしれませんが、果たして本当に働くことを辞めるのでしょうか...?
働くということは、人が生きていく上で、思っている以上に根源を為しているもののようです。

姜尚中氏は近著「悩む力」の中で、働くことの第一義として「他者からのアテンションを得る」ことを挙げています。
詳細は省きますが、社会という基本的には他人同士が集まっている集合体の中で生きるためには、他者から何らかの形で承認されることが必要で、そのための手段が働くことであるということ、また「アテンション(=承認のまなざし)」を受けることにより社会の中にいる自分を再確認し、自己肯定の安心感を得て、自信につながっていく、と述べられています。

さて、ここで転職においての「アテンション」を考えてみたいと思います。
転職の場面では、求人・求職者双方のアテンションの合致、すなわち「相互承認」が非常に重要なファクターの一つとなります。

求人側からの内定は、「組織の課題を解決できる人・組織に貢献をしてくれる人・仲間として一緒に働きたい人」という承認であり、その人が働くことにより、組織が目指す方向に発展することを期待しているということです。
また、求職者の方が内定を受諾するのは、「その承認と期待に信頼を寄せることができる」という承認=『相互承認の成立』を前提として、転職で目指していることが概ね実現するという確信がある時ではないかと思います。

内定に至った段階で、転職で実現したいことが叶えられそうなのに、迷われる求職者の方を時々お見かけすることがあります。
そのような時は、『相互承認の成立』を指標に考えてみるのも一つの手段です。

求人企業に関して情報を収集し、様々な角度から検討してみてください。
それから、内定理由=承認内容の詳細を考えてみてください。
企業への信頼と内定理由に納得がいけば、企業との間に相互承認が成立していることになります。

なかなか難しい判断になりますが、まず何よりも「企業からアテンションを受けている」ということに自信を持って、是非前進して頂きたいと思います。

~人材紹介コンサルタント 中村哲子~

2008年07月01日

●被害者意識

最近起きた秋葉原の通り魔事件。
犯人は、「どうせ俺なんか…」と、何か上手く行かないことがあると世間が悪い、親が悪いとか、その責任を何かのせいにする被害者意識の強い人のようでした。

被害者意識の強い人は、何かミスをしたり、問題を起しても、自分自身を振り返ることをせず、責任を自分の外に求めようとする傾向にあるようです。

以前面談をした方で、自分に仕事を任せてもらえない、他の人と評価が大きく違う等という理由から転職を決意し、転職活動を行っているという方がいました。その方のお話しを伺うと、会社や上司の悪口ばかりで、何かあると上司が悪い等と、残念ながら前向きなお話しを聞くことができませんでした。

このように、何か上手くいかないことがあると何かのせいにするという姿勢を持ち続けている限り、自分自身で人生を切り開いていくことが難しくなり、同じような転職を繰り返してしまう可能性があると私は思います。

何か問題が生じた時や何か判断する必要がでてきた時に、誰かのせいにするのではなく、自分自身の行動に責任を持つことで被害者意識をなくすことができるのではないでしょうか。

~人材紹介コンサルタント 山本清美~