●面接では、3つの「きく」
「きく」という言葉には「聞く」「聴く」「訊く」があります。英語に置き換えるなら「listen」 「hear」 「ask」でしょう。面接ではこの3つの「きく」が大切です。
「聞く(listen)」は、企業の面接担当者が貴方に向けて発する内容を聞くということです。会社の方針、職務に対する期待等、先方が説明してくれる内容や貴方に対しの質問内容です。
「聴く(hear)」は、会社の玄関をくぐった時から、自然と聴こえてくる音です。挨拶風景や社員同士の会話、また廊下や応接室に掲げてある社訓や広報文なども目で聴き取ります。
「訊く(ask)」は、貴方が面接担当者に向かって訊くということです。
時に、「入社前との条件違い」を理由にまた早々に再度転職される方がいます。
しかし、「条件違い」の何割かは求職者の方の落ち度、責任でもあると思います。会社規模や募集広告から「恐らくこの程度の仕事は任せてくれるのだろう」「研修制度は充分に整っているであろう」「残業は月に○○程度であろう」と、結構ご自身の推測や思い込みで判断していることが多いのです。特に募集広告は、あくまで『広告』です。限られたスペースの中で最大限の効果を狙ってプロのライターが考えたキャッチ・コピーです。決して面接で「訊く(ask)=確認する」ということは悪いことではありません。
これからの人生を委ねる大事な企業選択です。ご自身の目と耳でしっかり生の情報を収集しましょう。
~人材紹介コンサルタント 中野康孝~



