●コンピテンシー面接
コンピテンシーという言葉を、最近よく耳されませんか?
コンピテンシーという概念にはいくつかの理論・見解があります。語源のcompetenceは辞書では「能力・資格・有能性」等と訳されていますが、特に人事の分野では「常に安定的に高い業績を出す社員の行動特性」という意味で捉えられています。
これまで多くの採用担当者が、そのポジションで必要なスキルや行動特性ではなく、単に職務遂行に必要な作業にのみ焦点をあててた採用面接をしてきました。その結果、本当に候補者に求められる資質を明確に把握していないという現象(→ミスマッチ)が多くあったのです。
コンピテンシー面接は、あるポジションの仕事を遂行するにあたり、これまで自社内で安定かつ高業績を上げているGOOD社員と、そうで無かったBAD社員を比較し、その行動特性の違いは何なのか?特に高い業績を上げているGOOD社員の行動特性は何なのか?明確な基準を作り採用面接を行おうとするものです。
「有名企業や有名大学に勤めていた」とか「気質的に合いそうだ」「経験が当社の業務と重複している」等という「先入観」や「直感」「主観」の採用面接が排除されつつあるのです。
「将来の成功を最も正確に予示するものは過去の行動である」
コンピテンシー面接は、具体的な行動実績や成功体験等の事実を中心にヒアリングされるものです。裏付けのない「やる気」だけでは評価されないのです。
誤解の無いよう申し添えますが・・・
コンピテンシー面接は、採用のハードルを上げるというものではなく、双方にとってミスマッチにならない手段です。
求職者側にとっても、決してマイナスなことではありません。
当社においても、「経験」のみならず、その「価値観」「行動特性」「スキル」に焦点を合わしながら求人企業及び求職者に対しコンサルティングを進めるようにしています。
~人材紹介コンサルタント 中野康孝~




