●キャリア・アンカー
皆さんは仕事に何を求めていますか?
キャリアへの明確なビジョンを持ち、それに向かっている実感があるとき、個人の能力は最大限に発揮されます。
こうした状態は単に働きがいだけではなく、生きがいにもつながります。
職業人になって、数年(5~10年)が経過すると、個人と職務環境の相互作用のなかで、職業に対する「能力・資質」「動機・欲求」「態度・価値」が自覚形成されます。
人が職業上の選択を行なわなければならい場合に、最も大切な他に譲れないというポイントです。
それらを組織心理学者のエドガー・シャインは、以下の5つに分類しました。
1) 技術・職能:組織内での技術的・職務的能力の追及
2) 管理:管理責任のある地位の確保
3) 安定:雇用保証と安定性
4) 創造:自分自身の何か(製品、会社、サービス)の創造性
5) 自律:自分のライフスタイルを壊されない独立と自律性
つまり、その人のキャリアのよりどころ(キャリアアンカー)は、この5つに分けられるというのがシャイン教授の説です。
皆さんは既にキャリアアンカーを見つけていますか?
転職には、ご自身のキャリアアンカーをしっかり見極めて臨むことが望ましいでしょう。
現職に不平不満があり、そこから解放されたく、環境を変えるための転職は一過性の安心感を得るにしか過ぎません。
~人材紹介コンサルタント 中野康孝~



