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2006年12月23日

●退職上手は転職上手

まったのに拘わらず現在の企業を辞めきれずに転職を諦める、取りやめる人がいます。多くは現在の勤め先から退職を思いとどまるよう説得されたことが動機になっています。
何故一度辞めると決心し、退職を言い出したものを引っ込めることができるのでしょうか?
当社が知っている例で言いますと、その時転職を思いとどまった方も1年以内に99%、その後に転職をされています。
一度転職を考えるとその根本的な考えは簡単には消えず、いずれ再燃します。また会社や上司に退職の意志を口にしてしまった以上、表面的には一旦納まったものの会社側も「この先はアテにならないかもしれない」というような目で観ています。
確かに勤続年数の長い短いに関係なく「会社を辞めます」と言うのは辛いことです。

-退職時の心得-
■退職するまでは精神的ストレスが覆いかぶさります。短期決着がキーワードです。
■退職を申し出る際の緊張感は面接時の緊張感の少なくとも5倍以上はあります。
■退職申し出は休日明けの朝か休日前の夕方がベター。(休日に気持ちを整理し翌朝に一揆に申し出るか休み前の夕方に申し出て、翌日は一息つくか。どちらかと言えば休日明け)
■最初の申し出時から退職届は提出する。決して上司に退職の相談ではなく、退職の申し出である。
■上司からの説得は当然あって然るべきであるが、説得は上司からそのまた上司への報告の為の情報収集であり、一応の努力義務の遂行である。
■説得時に配置換えや待遇条件の変更を提示する会社があるが、それは上司や会社がその場をしのぐ策のであり、退職の申し出をした事実は未来永劫残ります。
■「次は決まっているのか」「どのような会社でどのような仕事をするのか」訊いてきます。その時は競合他社以外の場合はためらわず話して問題ありません。
しかしながら上司同僚が説得モードである以上必ずその会社その仕事その条件に必ず批判があることは心得ておきましょう。
■退職の申し出以後、2~3日経っても上司から何のリアクションもなければ即座に2の矢3の矢を放ちましょう。相手任せにしてはしては退職日がいつまでも確定しません。
■特に技術者の方の場合プロジェクトや引き継ぎの関係上、一方的に退職日を決めにくい場合があります。その際は先ずは退職の了承を取り付けることを行い、次に退職日を相談するという具合に分けて交渉しましょう。
■お世話になった上司や同僚との付き合いは退職しても関係は続くものである。辞めたご本人は一時気まずい思いもあるが、周りは説得時とは裏腹に温かく見ています。
■上司の方も予測してない事態、経験の少ない事態の発生で混迷しています。
■友人知人に相談するのもひとつの方法ですが・・・友人知人に転職のプロはいないはずです。
■時にご両親が転職そのもの又は転職先について反対される場合がありますが、ご両親との時代の違いは心得ておきましょう。

~人材紹介コンサルタント 中野康孝~