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2007年03月25日

●転職の繰り返しでは、マネジメント経験は上がらない

20代は、未経験でも未だ自分のやりたいことができる可能性が高い時期です。
今の会社でその希望が持てないなら、早い段階で新たな方向先を探すのも一つの方法です。
しかし、30代に入ってくると、採用側としてはやってほしいことに対して即戦力に近い形でできるかどうかを評価します。決して”やる気”や”人間性”のみでは勝負できないのです。これまでに身につけた専門的スキル知識の延長線で転職先を探すことが、大切です。
さらに40代になると、その分野でのスキル経験は絶対的ベースであり、さらにその上にマネジメントの経験があるかどうかです。
マネジメントというのは書籍のみで決して身に付くものではなく、組織に属して実践してこそ身に付くものです。
つまり30代中半前後からの組織上のマネジメント経験は非常に重要になってくると思います。
希に、後輩指導やプロジェクト経験もあるので、マネジメントはできるとおっしゃる方がいますが、それも評価に値することだと思いますが・・・・一番重要なのは上位者(上司・経営者)に対する関わり経験です。
マネージャーは組織の進むべき方向を具現化してくことの役割として与えられているのであって、自分の思いの丈を一方的に後輩部下に伝えることではありません。
30代後半は、自分のスキル経験を職種で伸ばすことのみを考えるのでなく、組織の中の上位下位・他部門に対する役割責務を遂行することを重要な位置づけにし、次のキャリアを見通しておくが大事です。
いくらマネジメントセンスがあっても転職という局面では、40歳を過ぎるとその裏付け(実績)がないと、その実現機会を得ることは難しいのです。

~人材紹介コンサルタント 中野康孝~