●検索社会 -インテリジェンスに漂流する、インテリジャン!インテリジェンヌ!-
パソコンの前に座れば、クリックひとつでさまざまな分野の膨大な情報が手に入るインターネット時代。
求人情報もしかりです。
個人はネットを通じて情報を入手・活用することで、時に、物凄いパワーを持つようになってきています。
しかしながら、私たちは、この拡大しつづける情報の海の中で本当にうまく泳げているのでしょうか。
「♪♪溺れそうさ、あふれる情報の波にのみこまれ」とB‘Zも歌っています。
世界的な事情として「検索社会」というものが非常に強く個人に入り込んでいます。世界中を『検索』というシステムが覆っていて、誰でもが世界中のあらゆる情報の入手をすることは簡単なってきています。
が、しかし・・・検索社会には落とし穴も存在しています。
それは、ボタンひとつで、どんどん情報を取り出しているようでいて、実はそのたびに前の情報を消し去っていることです。
だから、自分は実に沢山の情報に対応しているという錯覚は作り出せているのだけれど・・・
対応しているのは、一回毎に、他とまったく無縁のものであって、情報の「かけら」しか見ていないことになります。
このことから「検索社会」では、「一人ひとりが情報と深く関わらなくなっている」ということが指摘されています。
このことは、情報の良し悪しを判断する拠り所や、基本的な価値観、「自分は何者か」といったアイデンティティをはっきりさせないまま、入手がたやすい限られた情報を盲目的に受け入れてしまっていることからではないでしょうか。
それはまた、流通させる情報を上手く操作することで、人々を動かすことがますます簡単になってきているということも言えます。
情報が膨大だといっても実際は、ページランクの上位100とかしかみていないわけです。アクセス数やランキングによって、個人が泳がされているに過ぎませんよね・・
そんな私も、検索社会にどっぷり浸かってしまっているひとりでもあります・・(笑)
~人材紹介コンサルタント 松下武司~



