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2007年11月22日

●自己応募or紹介会社経由応募???

 4~5年前までは、雑誌や新聞などの募集広告を見て、ご自身で転職活動を行っていた方が圧倒的に多かったと思いますが、現在では私どものような紹介会社が急増し、初めて紹介会社を利用する、という方もかなり多くいらっしゃるようです。

 「人材紹介会社に登録して、自分の経歴と希望を伝えれば、ネット検索でも見つけられない企業の非公開情報を含めた求人案件からマッチする仕事を紹介してくれて、採用・入社に至るまでのサポートを無料でしてくれる」平たく言ってしまうと、確かに紹介会社の仕組みや流れはその通りなのですが、実はご希望によっては、自己応募のほうが有利、という場合があることもご存知でしょうか。

 例えば、「今までやってきたものとは全く違う業界・職種での仕事にチャレンジしたい!」と考えている時が挙げられます。実は紹介会社を利用して採用活動をする企業は、新卒や第二新卒など職種未経験の方を、自社でゆっくり教えて育てる余裕がないため、“ある程度社会人としてのベースができていて、且つ即戦力として活躍してくれる人材”を“今すぐ”に求めていることがほとんどなのです。ですから、企業が募集している職種について未経験の方を紹介会社経由で採用することは、ほぼ皆無に近いというのが現状です。
ポテンシャルや意欲でカバーしなければならない未経験職種へのチャレンジは、ぜひ自己応募でエントリーされることをお勧めします。その際には、企業へのお問い合わせの電話やネットの対応から既に選考が始まっていることをどうぞお忘れなく。

 逆に、紹介会社を利用したほうが良い場合とはどのような時でしょうか。
「今までの経験を活かして、同業界・同職種で更に上を目指しキャリアアップしたい!」と考えている時、「あるいはどうしてもこの企業に入社したい!」と具体的な企業が決まっている時には、ぜひ紹介会社を上手に利用することをお勧めします。
 人材コンサルタントは、お会いした求職者の人柄やスキルについて推薦文を添えて、企業側へご紹介しています。しかも、公募用の採用受付専用メールアドレスではなく、企業の人事担当者へ直接見ていただけるアドレスに、書類をお送りすることが可能ですから、選考も確実に早く進めることが可能なのです。

 紹介会社について少しご理解いただけましたでしょうか。自己応募をされる場合にも、もちろん会社情報の収集や職務経歴書の書き方、面接の受け方などアドバイスを得る目的で、気軽に紹介会社へご登録いただくことは大歓迎です。
 ご縁があって、一度はお会いした求職者の方が、経緯はどうあれ最終的にご希望に沿った転職活動に成功してくだされば、私たちコンサルタントはとてもHAPPYな気持ちになれるのですから。


~人材紹介コンサルタント 内山智恵~

2007年11月19日

●社会人基礎力は備わっていますか?

現在、経済通産省では日本の経済を担う産業人材の育成・確保の観点から、産業界・教育界・学界の参画を得て、「社会人基礎力に関する研究会」を開催しています。その検討内容は「社会人基礎力」の養成、企業における人材確保・育成、特に若年層の就職プロセスの在り方等となっています。

「社会人基礎力」という言葉が気になりますが、以下の通りに定義されています。

『「職場や地域社会の中で多様な人々とともに仕事を行っていく上で必要な基礎的な能力」で「前に踏み出す力」「考え抜く力」「チームで働く力」の3つの能力と12の要素』

1.前に踏み出す力(アクション)
・主体性 ----- 物事に進んで取り組む力
・働きかけ力 ----- 他人に働きかけ巻き込む力
・実行力 ----- 目的を設定し確実に行動する力
2.考え抜く力(シンキング)
・課題発見力 ----- 現状を分析し目的や課題を明らかにする力
・計画力 ----- 課題の解決に向けたプロセスを明らかにし準備する力
・創造力 ----- 新しい価値を生み出す力
3.チームで働く力(チームワーク)
・発信力 ----- 自分の意見をわかりやすく伝える力
・傾聴力 ----- 相手の意見を丁寧に聴く力
・柔軟性 ----- 意見の違いや立場の違いを理解する力
・情況把握力 ----- 自分と周囲の人々や物事との関係性を理解する力
・規律性 ----- 社会のルールや人との約束を守る力
・ストレスコントロール力 ----- ストレスの発生源に対応する力

一般的に「前に踏み出す力(アクション)」と「考え抜く力(シンキング)」は先天的な資質や才能に、「チームで働く力(チームワーク)」は後天的な環境・育成プロセス・訓練=就業環境・自己研鑽に影響を受けるとのことです。

 
経済環境が著しく変化し続ける現在、またし続けるであろう未来に必要とされているのは、多くの人による大量の情報の集まり=「集合知」ではなく、専門を極めつつ専門を越えて、関連する分野を自在に連結させ統合できる感性・知識・能力=「複合知」だと言われます。
(「集合知」「複合知」とも学術分野の用語で、正確な引用ではありません。ご了承ください。)
 

転職に置き換えてみると、業種・職種を問わず企業が求め続けるのが、専門性が高い上で、関連分野を結びつけ発展させる力のある人材、求められるのは「正解コピー型」から「正解探求型」に変化しています。

さて、誰にでも得手不得手があることを前提に…
貴方にはどのくらいの社会人基礎力が備わっていますか?
周囲の人は、貴方の社会人基礎力をどのように評価していると思いますか?
企業は、貴方の社会人基礎力をどう判断すると思いますか?

なかなか難しいことですが、一度クールに自己採点すると、転職を考える上での参考にして頂けるのではないかと思います。


~人材紹介コンサルタント 中村哲子~

2007年11月12日

●その奥にあるもの

企業の表面に現れる現象から、その奥にある経営者の価値観が見えてくることがあります。その方法のひとつとして、例えば、会社沿革を見てみることが挙げられます。ホームページを眺めていて、深く会社沿革を見られる方は少ないのではないでしょうか。

同じ業界の代表的な2社の会社沿革を見てみると・・・
・A社
1971(昭和46)年 3月 ●●設立
1972(昭和47)年 7月 ●■設立
1973(昭和48)年 1月 ▲▲設立
~現在に至る
・B社
1984(昭和59)年 2月 ●●サービスを開始
1985(昭和60)年 1月 ●▲サービスを開始
1986(昭和61)年 2月 ■■サービスを開始
1987(昭和62)年 10月 ■▲サービスを開始
~現在に至る

同じ業界の代表的な2社なのに考え方が明確に異なることが分かります。
会社沿革にはその会社が何を重要と考えているのか、何を自慢したいのかハッキリと現れます。

・A社はどれだけ会社を拡大したのか、を主張しています
・B社はどれだけ新しい商品を考えたか、を主張しています

「その人がどんな人間かを知るには、その人の言葉を知ればいい」という言葉があります。
同様に、会社を知るには、会社が何を言っているかを知れば良いのです。

今や、インターネットには企業から発信される情報が溢れています。その情報を上手にひろっていけば、その会社の経営者が何を好み、何をしたいのかが見えてきます。

現在、職務経歴書を作成中、作成済みの方もいらっしゃることでしょう。
その中にあなたの言葉が綴られています。あなたが何を言っているかを企業側が知るツールです。企業研究もさることながら、今一度、職務経歴書の見直しをおすすめします。


~人材紹介コンサルタント 松下武司~