●『情報を読み込んでいますか?』
前職でお付き合いのあった方が、年に1度クリスマスの時期に水彩画の個展を開催しておられ、年末のご挨拶も兼ねて、先日訪問した時のことです。
その方は、美術大学を卒業され、本業のお仕事とは別でコツコツと水彩画を描いておられます。国内外にこだわらず、あらゆるところに旅をして、現地の季節の食べ物を主体に心に響いた風景や人との交わりを女性らしい清らかさと華やかで描かれます。絵に関する教養のない私でも、何だか観ているだけで、暖かさを感じる作品でした。
作風としては、下地はそのまま、対象物となるものに絵筆をのせ、脇にコメントを加えたものが大半でした。葉書くらいの大きさのものからA3サイズのものまであります。(専門用語などあるのでしょうが、できるだけ分かりやすく書かせていただきました)
それらの絵を観て、私が非常に気になった点というのが、絵の脇に書かれているコメントでした。説明文でもなく、どちらかというと口語文に近いのかもしれませんが、「へぇ~!!」と思わされる文章が多々ありました。その博学さにただただ感心して、何気なく「よくこんなに色々なことを知っていますねぇ」と聞きました。
すると、
「実は絵を描く前にその対象物のことをインターネットや本を利用して徹底的に調べるのです。食べ物であれば、料理方法から歴史、どんな地域でどんな層の方々が召し上がっていたか等。それによってコメントはもちろん、絵にまで影響するのです。だから、調べたい(知りたい)と思えない対象物は描かないんです。」
ここでお伝えしたかったことは・・・
求職者の皆様が書類選考を通過して面接に臨まれる際、徹底的にその企業の情報をホームページやインターネットを使って、読み込んでいただきたいということです。
単に「面接を受ける企業のことを知っておく」だけではなく、何度も何度も読み込めば、疑問(=効果的な質問)が浮かんでくるはずです。そうすれば、面接の最後で「何か質問がないですか?」と聞かれて「何もありません。」なんてことはなくなるでしょう。
ただ、キーボードを叩けばあらゆる情報が出てくる便利な世の中である反面、間違った情報も氾濫・錯綜していますので、お気をつけください。
~人材紹介コンサルタント 石原 郁夫~



