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2008年02月01日

●内定通知・採用条件は必ず書面で

 最近、「入社前と入社後の条件が違っていた」という理由で、短期間の就業で不本意な転職を繰り返していらっしゃる方と続けてお会いする機会がありました。
 具体的な内容としては、待遇面あるいは職務・業務内容が実際に入社したところ、事前に聞いていた話と違っていたというケースがほとんどでしたが、中には入社直前の2日前に、企業側の事情で配属部署及び職務内容が全く変わってしまったという方もいらっしゃいました。
 転職理由としては比較的よく耳にする理由のうちのひとつなのですが、どうしてそのようなことが起こるのでしょうか。
 よくお話しを伺ってみると、そのような転職理由を挙げている方たちは、企業からは口頭での条件提示・内定通知のみで、書面として「採用条件明示」を受け取っていないことがほとんどのようでした。

 特に、紹介会社を利用せず、自己応募でお話しを進めていると、お金に絡む待遇面の話を何度も企業に確認をしたり、交渉することは何となく避けたくなってしまいますね。
 中には、転職活動が長引くことで気持ちが焦り、内定を貰うことに一生懸命になってしまって、入社後の職務内容やキャリアプランなどをしっかり把握しないまま、話を進めてしまっている方もいるのかもしれません。でも、そのような状況で内定をいただいたとしても、それは結果として「良い転職ができた」と言えるでしょうか?

 例え、在籍期間が数日~1週間未満だったとしても、正式な入社手続きを経て正社員として就業していれば、期間に関係なくひとつの職歴として残ることになります。採用面接ではきちんとその企業で就業していたことを伝えなければ、職歴詐称になってしまうのです。
 
 事前の確認不足で不本意な転職を繰り返し、職務経歴には本当は記載したくない短期間就業の企業が増えていくのは、非常にもったいないことです。自己応募、紹介会社経由に関わらず、内定後は必ず改めて書面にて「採用条件明示」を企業からいただくことをお勧めします。書面でいただくことで、改めてご自分の中で就業条件の整理もできますし、もしも入社後に条件や職務内容が大きく変わるようなことがあっても、相違をきちんと証明することができるのですから。

 自分の職務経歴は、自分でつくっていくものです。
 テレビのCMではありませんが、転職はくれぐれも慎重に進めてください!


~人材紹介コンサルタント 内山 智恵~