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2008年04月17日

●管理職世代の転職とキャリアアップ

 男女雇用均等法が謳われ、女性の総合職・管理職の人数も増えてきましたが、まだまだ女性の進出に保守的な業界、企業も見受けます。

 転職市場においても、管理職の中途採用は原則“男女問わず”としながらも、実際には採用部署の社員構成上の問題や業務を円滑に遂行するにあたり、できれば男性を優先したいという企業が多いのではないでしょうか。

 その中で、ある国内資本系企業から幹部候補の管理職ポジションでありながらぜひ女性の方も積極的に紹介してほしい、という求人依頼を受けました。

 正社員採用の市場では、非常に苦労をされている事が多い40~50代の女性にとって、あまりそう多くは巡ってはこない大チャンス!と思い、その詳細を伺ってみることにしました。

 女性も管理職候補として積極的に受け入れたいと考えている企業側の理由として、ひとつは、全体的に男性社員が多くを占めているので「職場の男女比のバランス」の考慮から、ということでした。そしてもうひとつは「40~50代の現役男性管理職で、転職を考えている方を正直なところあまり信頼できないから」という理由を挙げられたのでした。

 やや偏見がある厳しい意見だな・・・と感じながらも、そう考える理由をもう少し詳しくお聞きしてみたところ「企業内でコアとなる世代、役割を担っており、また部下のマネジメントもしているはずの40~50代男性管理職の方が、自らの意思で転職活動をしているということは、一概には言い切れないが、企業をステップアップ・キャリアアップの踏み台にする傾向が強く、定年まで勤め上げてくれることが期待できない」ということでした。

 管理職に就きながら現在転職活動をなさっている皆様は、このような企業様の考えをどう思われたでしょうか?

 もちろん男女・年齢を問わず、企業の業績不振や倒産、転勤辞令に沿えないなど、キャリアアップ以外にも様々な転職理由が考えられますので、「管理職にありながら転職活動をしている=会社及びマネジメントする部下への責任感が希薄=再び転職する可能性が高い=人物として信頼性に欠ける」という推測に基づく判断は一概に頷けないところもありますが、このような厳しい考えをお持ちの企業もあるのだということに、今回私は考えさせられました。

 現在は、年齢や世代に関係なく転職することにあまり抵抗がなくなってきているようですが、実際に行動へ移す前にぜひもう一度「転職すべきかどうか」を検討してみてください。
特にバブル期の大量採用で、今もなお同世代のライバルが多い、現在40~50歳代管理職の皆様、実はご自身が思っている以上にキャリアアップを目指す中途採用の転職市場は難しいものであるということを少しでも認識していただければ幸いです。


~人材紹介コンサルタント 内山 智恵~

2008年04月16日

●企業が求めるコミュニケ-ション能力とは

様々な業界・職種の求人票を作成していますが、応募条件に、『コミュニケーション能力のある方』と記載する事が多くあります。求職者の皆様は、コミュニケーション能力って何だと思いますか?

人によっては、「話す事そのもの」、「話し掛ける能力」、「自分の意志感情を伝える能力」等、捉え方は千差万別であると思いますが、中途採用で企業が求めるコミュニケーション能力とは具体的にどのような能力なのでしょうか?

辞書で“Communication”を調べると、
『社会生活を営む人間が互いに意思や感情、思考を伝達し合うこと』とありますが、企業が求めているものは、下記3点に絞られると思います。
① 自分の意志、感情を表現し、相手に理解してもらえる能力
② 相手の意志、感情を尊重し、聞く、聞き出す能力
③ 相手の表情、状況を見ながら自己表現できる能力

一見、コミュニケーション能力って簡単そうに感じますが、上記のように意味を書き出すと、難しいものだと感じませんか?
面接の中で企業が見ているコミュニケーション能力とは、経験や知識に裏付けられた上記の①~③ができるか、どうかです。

もし、書類選考は通過するものの面接がなかなか良い結果にならない方は、面接前に上記の3点をご自身なりに理解、整理し、上記の点を意識した面接をしてみると、面接官の印象も良くなり、面接の結果にも変化が出ると思います。

また、同じように、職務経歴書もコミュニケ-ションの一つですので、職務経歴書も重要です。是非、意識的に実行してみて下さい。

参考までですが、私は、面接でコミュニケーションの能力を発揮して頂く為に、『面接官をお客様』または『面接の場を、自分を売り込む商談の場』と思ってチャレンジして下さいとアドバイスをしています。

~人材紹介コンサルタント 宮本 慶也~

2008年04月08日

●人に響く話し方

先日、話し方教室の無料体験コースに行ってきました。

その中身は、発生練習に始まり、参加者各々のスピーチ・・等々の内容で2時間ありました。その中でも特に気づきがあったのは、“ 声と気持ちが一緒でないと伝わらない、人に響かない ” でした。

各々のスピーチを聞いていて、この人話すの上手やなぁと思っていたら、先生からの指摘が。「一見流れるように話をしているので、聞き入ってしまうけども、上っ面だけで話しているよ」とのコメント。

後々の講義の中で、“ センタリング(自分の意識を中心に据えて話すこと。胸に手を押さえて発声したときに響く部分が中心とのこと) ” をしていないから、声だけが先行してしまうことを習いました。話しながら、次は何を話そうかと考えているうちに意識が違うところにいってしまうなど、様々な要因で中心からずれることがあるそうです。私も今までそんなことを意識しながら話をしてなかったので、早速実践しています。

面接に臨まれる方々へ
何を聞かれるのか、何を話そうか、用意していた台詞はなんだったかなと、あれこれ色んなところに意識がいってしまいます。勿論、緊張もあります。上っ面の言葉を並べても、面接官に響かなければ元も子もありません。自分の意識を中心に据えて話すことを日々実践しながら、面接本番に備えることをお勧めします。

~人材紹介コンサルタント 松下武司~