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2008年05月28日

●【孔子】

孔子の言葉

『子の曰く、吾れ
  十有五にして学に志す。
  三十にして立つ。
  四十にして惑わず。
  五十にして天命を知る。
  六十にして耳順がう。
  七十にして心の欲する所に従って、
  矩を踰えず。』              (為政編)

  わたしは十五歳で学問に志し、
  三十になって独立した立場を持ち、
  四十になってあれこれと迷わず、
  五十になって天命をわきまえ、
  六十になって人の言葉がすなおに聞かれ、
  七十になると思うままにふるまって、
  それで道をはずれないようになった。

この「論語」にある孔子の有名な言葉を聞き、どれだけ多くの方が自分に人生に置き換えた事でしょう。
ある人は、将来の自分を描き目標にし、ある人は現在の自分と比較し戒め、またある人は過去を振り返って・・・。

私自身に置き換えても今40歳を超え、10代20代は流されるままに、30代は目の前のことに追われ、40代はどう生きようかと考え迷い、50・60代の自分にどう在るべきかを聞きたいと思ってしまいます。

しかし、この言葉を迷った時の羅針盤と考えるといいかもしれませんね。現実の問題解決のためには今までの経緯とこれからどうあるべきかを見据えた上での判断が必要ですよね。

転職の場合も、今だけを考えて方向性を決めても良い結果が出ないでしょう。まずは過去からの自分、今の自分、将来に向かう自分を見据え、方向を決めることが必要ではないでしょうか。


~人材紹介コンサルタント 住 昌明~
 

2008年05月18日

●思い込みによる転職

人間誰しも思い込みというのがあります。
過去の体験・出来事から、このようなケースはこうだという具合に、自然と自分の脳に刷り込まれているのです。
この刷り込みの豊かさが、言わば迅速な判断と行動につながっていき、その方の価値基準や前向きな人生観に発展していくと思うのですが・・・。
一方で、「~ねばならない」「~のはずだ」というという思い込み・不合理な信念が自分自身の成長の機会を摘み取ってしまっていたり、現実から遠ざかっているケースもあります。

自分の判断基準を○か×だけに限定するのではなく、△(=○でないかもしれない、=×でないかもしれない)という領域もあると気づくことが必要です。

『今の会社には、将来展望がない』
『自分は、これだけの働きをしているのだから、もっと給与を貰うべきだ』
『大企業は福利厚生が充実していて、定年まで勤められずはずだ』
『中小企業は、資金力がないので、自由闊達な業務はできない』等々

転職を考えるときも、転職先を選択するときも、ちょっと視点を移動して考えてみてはどうでしょう。


アルバート・エリスのABC理論
『性格は変えられない、それでも人生は変えられる。』

性格の基礎は、幼い頃から形成されている。
性格を変えた方がいいと言われても、スグに変えることは到底不可能。
けれども性格を曲げてまで自分を変えられなくても、人生は変えられるかもしれない。

A=Activating event=出来事
B=Belief(ビリーフ)=考え方、思い込み、信じ込み
C=Consequence=結果、結果として起きる感情や行動

A部分の出来事・現象は制御できないけれど、Bの部分の考え方、思い込み、信じ込みの部分を変えられれば、Cの部分を変えることができるということである。
Belief(ビリーフ)を見直すことにより、ほしい結果が異なってくるかも知れません。

~人材紹介コンサルタント 中野康孝~

2008年05月14日

●ビジネス本にみる転職実践対策?

よく、本屋が大好きで足を運びます。
図書館ではなく、古本屋でもなく、本屋が大好きなのは(図書館も、古本屋も全て好きです)、そのとき最もタイムリーな流行が知れる場所だからです。インターネットよりも「信頼度」が保証されており(それでも怪しい本はあるけれど・・・)その時々のランキングは何の情報を人々が欲しているのか色濃く示していると私は考えています。
ですが、もっぱら行けていないのが最近です。

さて。
私が半年ぐらい前にハマったビジネス本は(巷では今も流行中)「レバレッジ」もの。(ご存知な方は想像できますよね。)

今回はそのお話したいと思います。
投資の用語として「レバレッジ」を聞いたことがある方は多いと思うのですが、私は「ビジネス書で?なぜに?」と思い立ち読みして購入してしまった本。現在シリーズ化しています。

人に平等にある「時間」というものの有効活用術を説いているのですが、これが面白かった。ありきたりですよね、実に。
ビジネス本の「時間有効活用術」論はそこかしこに落ちていますよね。「そんなのできる根性があれば今頃・・・」「とにかくやってみるか!」と、3日だけがんばる、俗に言う三日坊主な私。
そんな私だからこそ、実践し続け、本当の意味で身につけることが大事!と思っていました。この本は、その「習慣化・身につける」方法論、時間活用術を実践することを習慣化してしまい、そのために劇的に考え方を変える、ということを教えられた本でした。

転職に関しても、様々なハウツー本があり、面接の対策についてインターネットをたたけば無料でできてしまう時代です。しかし、結局は皆様自身が書類を作成し、面接に臨まれます。本や、インターネットからの情報は得られても、身についていなければ結局は何もないのと同じ。(そこは仕事も同じですね。)実践、もしくは身につけるにはやはり時間も必要です。
書類作成や、面接対策など、身につけて本番に臨んでいただきたいと思います。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2008年05月08日

●「自分はここで何を貢献できるかを考えよ」

唐突で申し訳ありません。あまりに有名なドラッカー(Peter Ferdinand Drucker)の言葉です。新しい職場に赴任する時、どんな人でも期待と不安が入り混じった複雑な気持ちになるものです。実は私も、この4月に現在のABMへ転職してきました。転職活動の際、なにかしら自身の行動の軸になるような言葉がほしいと思い、選んだ言葉がこの言葉でした。あまり座右の銘とか持たない人間なのですが、この言葉は珍しくすっきりと心の中におさまりました。
求職者の方の中で、「こういうことがしたい」という話しかされず、「何が出来るか」という説明をされない方がいらっしゃいます。もちろん社会人経験のない新卒の方であればそれでも良いのでしょうが、中途採用のマーケットではそうはいきません。企業も何かを期待して採用するわけですので、その期待の内容と求職者のスペックが一致するかどうかが重要なファクターとなります。中途である以上、残念ながら熱意だけで評価されるポジションではないのです。
そしてもう1点、同じくらい大事なことは、逆に「何が出来ないか」を自覚しているかどうかです。誰しも、あまり積極的に向き合いたい内容ではないのですが、「出来ないこと」を認識し、それをどうカバーするのか考えることができる人ほど、希望する転職結果を手にしてらっしゃる気がします。「出来ないこと」を認識さえしていれば、意図的に避けて通ることも選択肢のひとつだと私は思います。
自身の「やりたいこと」「出来ること」「やりたくないこと」「出来ないこと」・・・この要素をしっかりと分析し、自己認識し、その上で「転職先で貢献できる事を冷静にイメージする」作業が、転職活動には必要不可欠だと私は思います。


~人材紹介コンサルタント 唐野 聡~

2008年05月02日

●今の自分、入社後の自分

転職活動をされている皆さんには、「長く安定して働ける企業に行きたい」「今回の転職活動を最後にしたい」と思われている方も多くいらっしゃると思います。そのような方が多いにもかかわらず「転職に失敗した」「考えていた会社、業務と違ったから辞めたい」などという声を頻繁に耳にし、短期間で転職を繰り返してしまう人がいるのもまた事実です。なぜそうなってしまうのか・・・、それは入った会社に問題や責任があるのか・・・、確かにそのようなケースもあるかもしれません。しかしその一方で、その企業やその職種(=業務内容)に対する認識の甘さが原因になっているケースもあるようです。

自分が選考に臨む企業、または内定をもらい入社検討する企業について十分すぎるくらい把握しておくことが重要なのは言うまでもありませんが、さらに自分が就く職種、業務内容についての理解をどれだけ深めるか、どれだけその業務を行う自分をイメージできるかが先程のような残念なケースを防ぐ上でのキーになってきます。実際に企業の方と会って話をできる面接などでその理解を深めていくことが理想ですが、もしそれが難しいまま内定に至ったら、必ずそこで一呼吸置き、改めて客観的に自分・企業・業務を見つめ直し、同時に疑問点をことごとく解消していき、そこで頑張っていく自分を現実的にイメージすることが大事ではないでしょうか。もちろん内定を得るといことは企業側からみてマッチする人材と思われたからに他ならないわけですが、それを実現していくのは面接を担当してくれた方々ではなく、その方ご自身なのです。特に異業界や異業種にトライしようとする場合は、十分すぎるくらいの情報収集をすることをお薦めします。

転職はゴールではなく、あくまでもその後の活躍やキャリア形成に向けてのスタートですので、内定獲得~入社までのみを考えるのではなく、その後のことも意識してよりよいスタートダッシュをきって下さい。