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2010年07月26日

●マネジャーの資質

先日、都内某所で某有名半導体メーカーの社長とお話しする機会がありました。

その方は若くして社長になられた方なのですが
経歴もさることながら、そのプレゼン能力、処理能力の高さに舌を巻きました。
視野の広さはもちろんですし、日本の長所、短所も明解に話してくださり
今後のグローバル戦略、企業ビジョンも明確でした。

ひと目見ただけで指導力もおありなのだろうと思わせるお人柄で、何と言っても
「肩の力が抜けて」いて、爽やかな方なのです。
そんな方がどんな「マネージャー観」をお持ちなのかも知りたくて
あえてお尋ねしてみました。

曰く
「どんな素晴らしい経営者でも最初からその資質がある人なんて見たことない」
とのことでした。

ただ、ご自身で心がけてこられたことが

●常に「Ready」の状態にしておいた
-サイン(=チャンス)が来たらいつでも「Go」できる状態
●自分の上のポジションの方と自分との相違点(自分に無くて相手が持っているもの)
 を明確にしておき、常にその「違い」を学び、手に入れるようにしてきた

とのことでした。


これは、キャリアアップするために誰でも出来ることで、必要なことだと思いました。


ご自身は「ラッキーだった」とおっしゃっていましたが、
「『このポジションが開いた、だったら○○に頼もうか』となるように努力してきた」
とお話されていたのが印象的でした。

ポジションがその資質を作る、環境が作る、など様々な要素があると思いますが
強い意志や、前向きさは人を強くする、とも感じました。


マネージャーの資質は今からでも育てられる!

この励みになる力強い言葉で、今回を締めさせていただきます。


~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2010年05月31日

●化学メーカーの動向から見えること

今年に入り、転職市場が以前よりも、より活発化してきました。

2008年のリーマンショック以降、危機的状況であった転職市場も
若干の盛り返しを見せています。

その中でも、私は化学メーカーを多く担当させていただいていることも
あり、かなり注視している業界、それが
「化学」分野です。

主だった化学メーカーの次なる動きが顕著に出てきているからです。

素材メーカーが素材の加工まで行い、「電子部材」の分野に進出を開始したり
開発ノウハウを機能性化学のみならず、健康食品、医薬品、などの分野にまで
開発分野を広げ始めたり。

つまり、上流過程、下流過程まで手を広げることで付加価値を高めること、もしくは
分野を横展開することでノウハウを幅広く使おうとする動き。
この二つが活発化していると見ています。

何も、これは化学業界だけに留まりません。
自動車業界は「移動体」開発分野としてみられるようになり、
自動車だけではなく、飛行機、宇宙開発分野などへ広がりを見せています。

この動きは恐らく今後、より加速化されると思われます。
すでに、その動きはそこかしこで見られます。


スピードの速さを実感させられる毎日です。


一方で、ご自身のキャリアが、思わぬところで活かせる可能性が
今まで以上に高まっているともいえます。


より、上流分野の企業の動き。
もしくは、異業種での動きが思わぬ転職に結びつくことがあります。

まずは、コンサルタントに問い合わせていただくと良いと思います。


「異業種が突然ライバルになる」

この動きは、今後も加速度を増していくでしょう。
現職の業界動向だけではなく、より幅広い視野が求められていると
いえると思います。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2010年05月12日

●ピラミッド型の中国

中国の台頭が著しく、上海万博も盛り上がりを見せています。

中国の「ビジネス」の方向は「国家」の一声で決まるようで
現在は鉱物資源をはじめとした資源の国境を越えた確保作戦
国内新規産業の育成のスピードとパワー、資金の流れは
大きな波を感じるのは私だけではないと思います。

国家的戦略は、一党独裁の強みが発揮されており
議論に時間をかけずに、スピーディに、集中投資ししているとのこと。

海外でビジネスをしている友人に聞いても、
「どこの国に行っても中国人がいる」と言っていました。
アジア人=中国人、という図式になっていることを
ひしひしと感じる、と。

設備投資関連が持ち直しているのも、中国をはじめ、成長著しい
国々が牽引しているのは間違いありません。


ユーロ不安も含め、次の展開が見えにくい世の中ですが
過渡期であることは間違いなく、先が楽しみでもあります。
隣の国の活躍、地の利を活かすことや、彼らから学ぶ姿勢がある
この国の将来はまだまだ明るい、と私は思っています。


さて、冒頭の話に戻りますが、貴方自身の指揮者=ピラミッドの先端は
貴方です。戦略的に、将来の為の「今出来ること」。

今、この瞬間からまず、何かを「始めてみる」ということも
必要だと思います。簡単な変化、です。

私はまず、中国に行って、パワーを感じてこようと思います。
まずは、そこから、と。何事も自分で感じてみなければ、と思っています。

また、その結果についてはご報告します。


~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2010年04月22日

●働く「モチベーション」

2008年9月のリーマンショック以降、働き方、仕事への価値観、仕事の仕方が劇的に、世界レベルで変わっていると言う専門家の方が増えてきている印象があります。

危機を迎えると、世の中は劇的な変化が訪れます。

日本で言えば、明治維新や第二次世界大戦後。
価値観ががらりと変わり、今の日本につながります。けれど、その時代を生きた人はその変化が急速であったかというと、必然であり、徐々に変わってきた印象だと思うのです。

「後で思い返せばターニングポイントだった」


おそらく、今私たちのいる「今」も後で考えればこのような分岐点になるのではないでしょうか。

劇的な変化の中に、仕事から得るもの、仕事に対する価値観を「貨幣」以外へ見出す動きがあり、また、仕事の進め方ではチームプレーを見直されつつあるようです。
また、働くモチベーションが「世の中の為になる」である社会起業家と言われる方々の働き方が先進的だという動きもあります。

そんな中、私はコンサルタントとして、転職についても考え方を変える必要があるのではないかと考えています。

「働く」モチベーションがどこにあるのか、何をしていたら幸せなのか。
だから10年後は何を仕事としたいのか。
社会に何を通して貢献したいのか、どういった成果を出したいのか。
どういったことで自分は喜びを得られるのか。

働くモチベーションを見直すと、転職先に求めること、今の自分に必要なことが見えてきます。

ちなみに、当社親会社の創始者、松下幸之助が社内に掲げたことの一つに
「社会生活の改善と向上を図り、世界文化の進展に寄与」することを挙げていますが、私はこれを読むたびに何て古くて新しいのだろうと思っています。当たり前のこと。だけど意外と出来ていないことなのですね。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2008年08月05日

●貴方にとって「働く」とは何でしょうか

皆さんにとって「働く」とは何でしょうか?
キャリアをデザインするとき、様々な課題が見えてきます。
様々な課題、試練、乗り越えなければいけない壁。自分との戦い。その中で「働く」という意味を再び問い直すときがあると思います。

大きな課題が見えれば俄然やる気が沸く、そんな方もいらっしゃるでしょうし、一つ一つの課題をようやく乗り越える方もいらっしゃると思います。

転職、という言葉はこんなときに頭にチラつくものかもしれません。

「働く」とは何でしょうか。
キャリアをデザインするという段階でも、転職をするとしても、また、人生という中でも「働く意味」はいつも不明瞭で、流動的で、その時々で異なってきます。

その節々で、タイミングで自身に問いてみてください。

転職を決められた方は転職の目的・方向性が定まるきっかけに、また、キャリアをデザインしていく際にはその方向性のガイドラインに、人生では「ワークライフバランス」のベストな関係を見つける指標になるのではないでしょうか。


・・・ちなみに私は、「生きる糧であり、人生を面白くするひとつの要素」です。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2008年05月14日

●ビジネス本にみる転職実践対策?

よく、本屋が大好きで足を運びます。
図書館ではなく、古本屋でもなく、本屋が大好きなのは(図書館も、古本屋も全て好きです)、そのとき最もタイムリーな流行が知れる場所だからです。インターネットよりも「信頼度」が保証されており(それでも怪しい本はあるけれど・・・)その時々のランキングは何の情報を人々が欲しているのか色濃く示していると私は考えています。
ですが、もっぱら行けていないのが最近です。

さて。
私が半年ぐらい前にハマったビジネス本は(巷では今も流行中)「レバレッジ」もの。(ご存知な方は想像できますよね。)

今回はそのお話したいと思います。
投資の用語として「レバレッジ」を聞いたことがある方は多いと思うのですが、私は「ビジネス書で?なぜに?」と思い立ち読みして購入してしまった本。現在シリーズ化しています。

人に平等にある「時間」というものの有効活用術を説いているのですが、これが面白かった。ありきたりですよね、実に。
ビジネス本の「時間有効活用術」論はそこかしこに落ちていますよね。「そんなのできる根性があれば今頃・・・」「とにかくやってみるか!」と、3日だけがんばる、俗に言う三日坊主な私。
そんな私だからこそ、実践し続け、本当の意味で身につけることが大事!と思っていました。この本は、その「習慣化・身につける」方法論、時間活用術を実践することを習慣化してしまい、そのために劇的に考え方を変える、ということを教えられた本でした。

転職に関しても、様々なハウツー本があり、面接の対策についてインターネットをたたけば無料でできてしまう時代です。しかし、結局は皆様自身が書類を作成し、面接に臨まれます。本や、インターネットからの情報は得られても、身についていなければ結局は何もないのと同じ。(そこは仕事も同じですね。)実践、もしくは身につけるにはやはり時間も必要です。
書類作成や、面接対策など、身につけて本番に臨んでいただきたいと思います。

~人材紹介コンサルタント 石井芳美~

2008年02月15日

●点と点をつなぐ話~スティーブ・ジョブズの卒業式スピーチから~

転職活動をなれている皆さんは、今まで自分が企業でどのようなことをやってきたのかを職務経歴書にまとめる作業で、まず苦労されると思います。(中には苦労されない方もいらっしゃるかもしれません。うらやましい限りです。)

この「職務経歴書作る」という作業がどれだけ大事なことかは、今までここでたくさん伝えてきたと思います。ここでは、職務経歴書を作成する際に振り返る、企業での自分の足跡だけではなく、「人生」という尺度での話をしたいと思います。

もうすぐ世の中は卒業シーズンですが、Mac, iPod, iPhoneを世に出した、アップルの創業者でもあり現CEOのスティーブ・ジョブズが2005年に行ったある卒業式でのスピーチから、ひとつのエピソードをご紹介したいと思います。

彼はこのスピーチの中で人生から得た3つのストーリーを紹介しています。そのひとつに、「点と点をつなぐ」というものがあります。
人生には、その時点でまるで役に立ちそうに思えないことが学生時代にも、仕事でも、プライベートでも、多々あります。ですが、後で振り返ってみると、その数々の「点」がかけがえのない経験となり、今の自分に至っている、という話です。スティーブは大学を中退した後に聴講生として学んだ「フォント」がアップルでのMacの開発に役立ったと言っています。世界中で最もすばらしいCEOのうちの一人であるスティーブもそうだったといいますが、先々のことまで考えて、今の「点」を作っていくことはなかなかできません。だからこそ、バラバラの点であっても将来それが何らかのかたちで必ず繋がっていくと信じなくてはならない、私たちにできることは過去を振り返ってその点と点を繋げることだけだと、スティーブは言っています。

もちろん、希望した通りに「点」をつくり、今に至っている人もいるかもしれません。それは素晴らしいことだと思います。イメージ通りのキャリアを形成されていることでしょう。
しかし、中には過去、自分の希望している職種ではない職種に配置転換されたことのある方もいらっしゃるかもしれません。しかし、その経験がどう今に生かされているのか、がここでいう「点と点をつなぐ」作業だと思います。

今、皆さんの立っていらっしゃる「転職」という岐路から過去を振り返って、数多ある「点」を振り返ってみてください。転職活動の中で、もしかしたら新たな線を引くことができる「点」になるかもしれません。

~人材紹介コンサルタント 石井 芳美~